車中泊に潜む危険


車中泊は楽しいアウトドアだけではありません。

今年は大変な寒波で各地で大雪に見舞われました。
北陸地方を襲った大雪では、国道8号線で1500台以上が立ち往生し、突然の車中泊を余儀なくされ、福井県では、立ち往生した車内で亡くなった人のニュースもありました。

車中泊で人が亡くなる原因の一つは、一酸化炭素中毒

自動車の排気ガス中に含まれる有害物質は、炭化水素 (HC) 、一酸化炭素 (CO) 、窒素酸化物(NOx)となっていますが、排気側には、三元触媒が装着されており、炭化水素を水と二酸化炭素に酸化し、一酸化炭素は二酸化炭素に酸化、窒素酸化物は窒素に還元しています。


三元触媒が効率よく酸化、還元をするためには燃料が完全燃焼している必要があり、暖気運転時や高負荷運転時は不完全燃焼状態になるので浄化能力が低下します。

さらに、マフラーやボンネットまで雪が積もると、排気ガスは逃げ場を失い車内に侵入してくるので非常に危険な状態になります。

窓を開けていても安全とは言えません。
エンジンをかけて長時間停車する場合、マフラーやボンネット周辺の除雪も行いましょう。

マフラーが腐食していたり、触媒が劣化している場合も危険です。
定期的に点検し不良がある場合は交換して下さい。


2018年03月01日